◆指導は上田益
【いのりのとき】
歌い始め遅れないように。例えば、CとD、G、しっかりハモりたいですね。Gの強弱記号をお忘れなく。
【Da Pacem】
頑張っているのは認める。下がるというよりも、和音を感じながら歌うように。横の流れよりも、縦の意識を持ちましょう。
【Salve Regina】
音楽的に膨らませたい時に、ソプラノが頑張り過ぎないように(下がりがちになるため)。
【Vita gloriosa】
シンプルなものであればあるほど、ハーモニーを感じながら歌いましょう。もっとハモれるはず。自分のパートだけでなく、他のパート、全体の中での和音を感じて歌えるように。ハモり感が今ひとつ。
【Pax aeterna】
「terra」のドッペルRの「RR」をしっかり巻く!45小節目Auftaktの音が自信を持って歌えるようにしましょう。最後ソプラノは絶叫しないように。伴奏のシラブルに合わせ過ぎて、切れ気味にならないように。
【Ave Maria】
39小節目女声はハモりが大事です。40、45小節目メゾは必ず音程確認。41小節目、和音の感覚を磨きましょう。44、45小節目、ソプラノ、メゾは音の確認。
【さくら】
安定感はありますね…。ね…。
【風のように】
【とうさんの海】
出だしのユニゾン、もう少し繊細に。
【空から】
バス、「くーるり」音程が取れていません。しっかり復習しましょう。23、73小節目、必ず確認しましょう。曖昧な譜読みのまま、適当に歌ってしまわず、しっかり個人練習しましょう。
【走れ!三陸鉄道】
工藤先生は、最後少しrit.されますので、指揮を見ましょう。譜面を見つめると、マイテンポになりがち。指揮を見て歌ってください。
【海神に守られて】
和音感を持つように。64小節目、音符の長さが短めになってしまっています。その他も短めなので、音符の長さを守りましょう。最後のページはしっかり指揮を見てくださいね。
【また逢える】
ほぼ歌えるようになってきているけれど、響きをもっともっと感じながら繊細に歌いましょう。ただ歌わない、ボーッと歌わない。「歌う」ことの本質をしっかり考えて歌いましょう。新作に託された詩の思いを受け取る。東北のことに限ったことではなく、他人事にしないで、自ら表現する意識を持って歌わないと!
【生きる】
最後60小節目「いのちよ」は『必ず指揮を見る』ことを忘れないでください。前奏の段階で歌う準備に入っておきましょう。耳からの情報に頼ると遅れがちになるので、それを正すのは『指揮』なので、必ず見ましょう。
【Lacrimosa】
40小節目「qui」の音割りに気をつける。
〜もっと意識して欲しいこと〜
ハモろう。もっとハモろう。ユニゾンの大事さ。慣れ過ぎない。歌える気になっているので、もう一度きちんと練習し直しましょう。
上田先生のご指導はここまで。
これ以降は、佐伯先生もご不在のため、大島が引き続き担当。
「空から」で、上田先生のご指導の際に音が取れていなかったところのバスの音や、「また逢える」の細かな音の確認を行いました。ブレスをして歌うまでの、準備が遅いように感じます。ピアノ伴奏に気持ちもテンポもしっかり乗って歌い始めると良いと思います。
団員専用ホームページをフルに活用しましょう。ソプラノの方は、自分のパートだけでなく、アルトを流しながら歌ってみるとか、そういう工夫も有効と思われます。東京公演に出ないから、ということではなく、一回一回の練習を有意義なものにしていきましょう!
記録:大島久美子(ヴォイストレーナー)
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