12日の東京練習では数か月~1年ぶりに練習に復帰された方も多くうれしかったで す。 来週19日のリハーサルに向けて、下記演奏曲を練習、 5月4日の公演ちらしも配られ演奏会の実感が湧いてきました。 ◆『風のように』より ・さくら:冒頭の”はる“は、明るい春を想像させる音色に。前奏からイメージをふ くらませて歌い出しましょう。 ・風のように:“月も星も”や“朝日があざやかに”など、同じ母音が連続すること ばが不鮮明に、発音の工夫が必要です。 ・走れ!三陸鉄道:【C】、【H】の後半で曲調が変化する箇所(伴奏も変化)の切替 えがおそいです。 “勇気をくれた”、“はじまったのさ”を歌う直前のブレスからイメージを切替 え、メリハリのある音楽に。 ◆とうさんの海 【E】歌い出しの“とう(さん)”の音にはテヌート(ー)が書かれています。 よく準備した豊かな響きで歌い出しましょう。 アルトは<o>や<u>の母音がくもりやすい(音も下がりやすい)ので明瞭に。 ◆海神に守られて 【C】“いくたび季節が”ソプラノはアルトの上にやさしく重なるように。 【F】“ははとこ”の歌詞が、聴衆にちゃんと“母と子”と伝わるように工夫して。 (『風のように』の連続母音と同様) ◆『黙礼』より「生きる」 ・この曲に限らずしばしば出てくる“ひかり”の発音が時々不明瞭です。マスクの影 響があると思いますが、本人は発音しているつもりでも人には届いていないことは 多々あります。話すときの数倍子音を心がけて。 ・【C】テノール、言葉の受け渡しがスムーズに流れるよう復習お願いします。 ・35小節、“かがやく”の伸ばす音が短いです、decresc.しながら3拍しっかり保っ て次の歌詞につなげる意識で。 ☆後半は上田先生のご指導で「また逢える」、「空から」、5声のアヴェ・マリア、 レクイエム(抜粋)を練習。 寺島氏の4曲目「このいのち、明日へ」も【A】部分のみ譜読み、各自別紙の歌詞を よく読んでおきましょう。 ☆来週のリハーサルに向けて、上田先生より伝達がありました。 ・工藤先生の指揮をとにかくよく見て歌うこと! テンポ感のみならず瞬間瞬間に生まれるインスピレーションをキャッチして! 母音を明瞭に歌うことを常に心がけてください。 余談ですが… 先日NHKラジオで寺島英弥さんへのインタビュー「被災者に『寄り 添う』とは?」があり聞いてみたら、 今まさに練習中の「また逢える」にまつわる話もあり驚きました。 3/10の放送ですが聴き逃し配信で17日まで視聴できます。よろしければ聞いてみてく ださい。 『三宅民夫のマイあさ!』▽「被災者に『寄り添う』とはどういうことか?」 https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=5642_03_2941864 本宮廉子(指導者)
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