指導:北爪かおり、ピアノ:陶山薫子
母音の響く位置を確認しながら、ブレスからフレーズを考えて発声練習。
ミサブレヴィスより
《Kyrie》
ソプラノの上行音形e母音が浅くならないように、喉も顔も首も筋肉を柔軟に響きを上げる。
《Gloria》
Gloriaのoよりもaが開いてしまうのでアクセントが2つあるように聞こえてしまう。
36小節のGratias遅れない。
特にソプラノ、跳躍後は子音の音程から高めにはいるように。
《Credo》
慣れていない方が多いので、セクション毎にリズム読み、男声女声2声づつ音取り。
最初の和音を確認、前奏から確実に入れるように。
Fからは休符があるのでフレーズが途切れて言葉が不明瞭になる。休符を無くしてレガートに練習してみました。
Gからの言葉が難しいようです。
歌詞の内容に沿って、神秘的であったり雰囲気をわかるとよいですね。
「黙礼」通し
前奏からその曲の顔で待つ、歌い出す直前ではなく。
首を振って何か表現しようとすることを辞めましょう。首を振りたいときにしたいこと、例えばブレス、テンポ、言葉、全て首を振らなくてもできることです。身体と喉頭や咽頭でやりましょう。
最後の「蝶」は沢山いるイメージでいいと思います。一点集中ではなく。この曲全体を通して沢山の命の象徴である鮮やかな蝶。
「鮮やかな」など母音で始まるときに、声門閉鎖のアクセントをつけずに歌えるようになりたい。
「生きとし生けるものへ」通し
1,2がやはり慣れていない。
伴奏が三連符系になったときに、よく指揮を見ないとずれる。
クレッシェンドは緊迫感が増す、という1択ではない、明るく優しく広がるクレッシェンドもある。
文章を歌うときの言葉の頭が弱い。発音の準備が甘いせい。
《野辺》
41小節ソプラノ「りん」を美しく歌いたい。
Eのようにアルトからの歌い出しはもう少し存在感を出したい。
《海神に守られて》
18小節ソプラノ「なっ」にアクセントつかない。
《天と地と海と》
普遍的な歌詞、個人的な歌詞、音楽で示された変化に歌がついていくためには。
東京公演に参加されたメンバーから本番の感想を聞き、それぞれ動画で鑑賞したものたちも、なるほどー!と感心しておりました。
記録:北爪かおり(指導者)
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