指導:大岩しのぶ ピアノ:ゲイル徳子 会場:NBCアーブホール 久しぶりのアーブホールでの全体練習です。20分置きに7分換気を徹底し、休憩中の楽しいお喋りは部屋から出てする事をお願いして開始しました。 ・体操、発声(ノンビブラート、アルトの発声の確認) ・「また逢える」 楽譜を谷折り(練習記号[A]が右側)で製本する事をお知らせ。 まず、[A]~[C]26小節まで歌いました。 ・この曲のフォルテのピークは、49,50小節。[C]からのmfを考慮して、[A]mpの音量、柔らかい響きでの歌い出しにしましょう。 [B]・ピアノが3連符になり、遅れがちになりました。歌は8分音符なので、拍の頭で合わせて、音楽を前に進めましょう。頭や手でマイテンポを刻まないように。 ・女声→全員→男声→全員 mpの音量が人数によって急変しないように。 女声のみ、男声のみの時はしっかり歌い、全員の時は控えめに。 ・25小節4拍目poco rit.「ないて〈い〉た」の〈い〉のタイミングは、指揮を見て合わせましょう。 ・[C]言葉の頭「いのち」「きえかけた」「そのとき」…を各パート明確に聞こえるように。力んだ発音にせず、息を飛ばしましょう。 ・パート別に、テンポを落としてリズム練習→ピアノと共に、音を付けて→アカペラで→2パート→全員で伴奏付き [D],[C]と同様に パート別に練習 ・歌い出し前の8分休符でブレスをすると、タイミングが遅くなるので、その前やフレーズの終わりにブレスしましょう。 [E]強弱記号p。気持ちは強いので、弱く小さく歌うのではなく、息を混ぜて音量のみ落として、発語しましょう。 ・「あえる」「いきろ」「いのち」…言葉の頭を明確に。 [G]・ソプラノ、60,64小節。「な〈さ〉い」2度の音の変化を意識して歌いましょう。 ・アルト・バス、同音の響きをとけあわせて。 [H]・72~75小節 「あい(愛)」を言い直して大切に歌う。 [J]・mp、柔らかく温かい音色で。息を遠くへ流してピッチが下がらないように。 ・93小節~指揮を良く見て。 最後に始めから通して歌いました。今日はテノールさんがいなかったので、ハーモニーや中間部分のパートの受け渡しが掴みにくかったようです。 前半と後半部分は、だいぶ歌えるようになってきています。 『生きとし、生けるものへ』 〈3、海神に守られて〉 ・[B]15小節、[D]50小節のmfは、少しやわらかめに。 〈4、天と地と海と…〉 ・長崎演奏会よりテンポ速め。 ・[E]46~53小節、朗々と歌う。49~50小節の「いのりの」の部分は広がりを感じながら。 演奏会の為に歌い込んできたので、2曲共に良く歌えていました。 『レクイエム』Lacrimosa ・[E]のみ練習 40小節re―〈qui〉―em、16分音符で〈イイ〉、その前に前打音のように〈ク〉を発音する。 初めに全員でリズム発音。ソプラノ→アルト→バス の順でパート別に歌って練習してから、全員で歌いました。 今までの習慣がなかなかぬけないようです。根気強く、練習しましょう。 「大切なふるさと」 ・51~52小節、「ほしに・な―った・」言葉のリズム、8分休符があります。[B]とは違うので、気を付けて歌いましょう! ・歌い慣れている曲ほど、楽譜を良―く見ましょう。 ・「碧の子守唄」 ・「祈りの時」 ・「サルヴェ レジーナ」 ソリストが歌う部分と合唱が共に歌う部分の 確認をして、通して歌いました。 最後に、仙台演奏会の参加メンバーに拍手のエールを贈り、練習を終えました。
記録:大岩しのぶ(指導者)
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